Q

まぶたのたるみの原因と改善方法とは?

二重まぶたなのですが、最近目尻が下がってパッチリ感がなくなってきた気がします。これって、まぶたのたるみなのでしょうか?このたるみを改善する方法はありますか?

専門家からの回答
目元の印象が変わったら、まぶたがたるみはじめたサインかもしれません。保湿やマッサージなどのたるみ対策を行うほか、クリニックでの相談もおすすめします。
3行でまとめると?
  • まぶたを含む目元は、顔のなかでも特にたるみやすい部位
  • たるみの主な原因は、肌の乾燥・加齢・生活習慣
  • 保湿やマッサージを行うほか、状態によってはクリニックで相談を

目次

まぶたのたるみとは?

「二重まぶたが奥二重になってきた」「アイラインが引きにくくなってきた」…こんな変化を感じたら、それはまぶたのたるみのサインかも。デリケートな目元は、顔のなかでも特にたるみやすい部分なのです。まぶたがたるむと、目尻が下がって目が小さく見えてしまううえ、目を大きくパッチリ開けようとしているうちに額に横ジワができてしまうことも。

「年齢を重ねてやさしい顔になった」ともいえるけれど、「眠そう」「ぼーっとして見える」と思われたり、実年齢よりうえに見られてしまうのはちょっと…。このまぶたのたるみ、一体なぜ起こってしまうのでしょうか?

まぶたのたるみが起こる原因とは?

まぶたのたるみに影響するのは、おもに「乾燥」「加齢」「生活習慣」の3つ。これらについて、詳しく解説していきましょう。

乾燥によるハリ不足

まぶたは、人間の体のなかでは皮膚が最も薄い部分で、皮脂腺が少ないという特徴があります。これが、まぶたを乾燥させる原因の1つ。乾燥して内部の水分が不足すると、皮膚はハリを失ってしまいます。ハリを失うことで、まぶたはたるみやすくなるのです。

加齢による、コラーゲン不足と筋肉の衰え

皮膚のハリは、水分のほか「コラーゲン」によっても保たれています。ところが、コラーゲンは20歳までをピークに、しだいに減少してしまう物質。コラーゲンが減ると、皮膚はピンとした弾力を失ってしまいます。

さらに、加齢とともに衰えていくのが筋肉。まぶたには眼輪筋(がんりんきん)という筋肉があり、その筋肉が「眼窩脂肪(がんかしぼう)」という目を守るクッションのような脂肪を支えているのですが、この眼輪筋が衰えて脂肪を支えきれなくなってしまうのも、まぶたのたるみの原因です。

生活習慣によってもまぶたはたるむ!

こうした乾燥や加齢に加えて、目によくない生活習慣もまぶたのたるみを早めてしまいます。あなたは、次のような習慣に心当たりはありませんか?

まぶたのたるみ習慣チェック
●目の酷使
パソコン、スマホを長時間使用していると、目はまばたき不足に。眼輪筋が凝り固まって、衰えを早めてしまいます。

●アイメイク
つけまつげや、二重のり・テープなどのしっかりメイクは、まぶたの皮膚に負担がかかります。また、アイメイク汚れも皮膚に負担をかけることに。かといって、ゴシゴシこすってクレンジングするのはNG。ポイントメイク用のクレンジング剤でさっと落とすのが安心ですが、洗浄力が高いので皮膚が乾燥しやすいことも注意したいポイントです。

●コンタクトレンズ
コンタクトレンズの長期使用も、まぶたのたるみに影響するといわれています。つけ外しのときにまぶたを引っ張る習慣、装用中にまぶたを持ち上げる眼輪筋に負担がかかっていることが、主な原因だそう。

こうした生活習慣を繰り返していると、20~30代でもまぶたがたるんでしまう危険が!極力、まぶたは丁寧に扱うことを心がけましょう。

まぶたのたるみの改善方法

放っておくと、どんどん進行してしまうまぶたのたるみ。また、まぶたのたるみは進行すると、眼輪筋だけでなくおでこの筋肉(前頭筋)を使って目を開けるようになるため、おでこのシワの原因にもなります。今日からできる、対策でまぶたのたるみやおでこのシワの促進を抑えましょう!

ツボ押しとマッサージ

目の周りや眉にあるツボを押すと、血行がよくなり、余分な水分を排出してくれる効果が。目の周りを、指の腹でやさしくなでるようにマッサージするのも同じく効果的です。

ストレッチ

目をギュッと閉じてパッと開く、目を閉じたまま眉だけ上に持ち上げるなど、まぶたのストレッチを習慣に。凝り固まってしまいがちな眼輪筋を鍛えるエクササイズになります。

アイクリーム

毎日のスキンケアに、目元専用のアイクリームや美容液を導入するのもおすすめ。乾燥しやすいまぶたの皮膚にたっぷりうるおいを与えることで、シワっぽくたるんでしまうのを防ぎ、ピンとハリのある目元に!

頭皮ケア

実は、顔から頭皮までは1枚のつながった皮膚。頭皮をたるませないケアを行うことも、まぶたのたるみ改善には効果的です。シャンプー中に頭皮マッサージをするほか、シャンプー前や朝のメイク前にもブラッシングをすると、血行やリンパの流れがよくなって顔までポカポカしてくるのが実感できるはず。

こうしたケアは、続けることでしだいに効果が表れてくるもの。ですが、「目が開けにくいせいで視界が狭くなり、生活に支障が出る」「力を入れて目を開けているので肩こりや頭痛がする」といった深刻な状態なら、クリニックでの相談がおすすめです。こうした状態は「眼瞼下垂」として、保険適用内で手術が受けられる場合もあります。

目元は、顔立ちの印象に大きく関わる部分。正しいケアで、いつまでも若々しい目元をキープしましょう!

私がお答えしました

皮膚科医 小林智子
「ドクターレシピ」にて医師が監修するレシピを紹介。自身の経験を活かして、スキンケアをお手伝いいたします。

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