18.12.19

Q

アクアポリンとは?アクアポリンが美肌を支えるって本当?

「みずみずしくハリのある肌を保つには、アクアポリンの働きが大切」という話を知ったのですが…アクアポリンとは、何でしょうか?アクアポリンはエイジングケアにも関係がありますか?

専門家からの回答
アクアポリンとは、肌細胞※1の内側へ水を行き来させる「水の通り道」となるタンパク質です。細胞の活動に欠かせない「水」をたっぷり巡らせることは、エイジングケアにおいても大切なポイントです。
3行でまとめると?
  • アクアポリンとは、細胞内部をうるおわせる「水の通り道」
  • アクアポリンが減少すると、細胞の機能が低下して肌老化に繋がる
  • アクアポリンを増やす成分が配合された化粧品が、エイジングケアに有効

目次

アクアポリンとは?

私たちの体を作っているのは、小さな細胞。肌も、細胞一つひとつからできています。
健康な肌のなかでは、細胞が活発に増殖・活動してうるおいやハリを保っていますが、この肌細胞の元気にかかわっているのが「アクアポリン」です。

アクアポリンとは、細胞膜に存在するタンパク質で、細胞のなかへ水を通す役割をする「水の通り道」。十分な水が行き来することによって、細胞はうるおい、元気に活動することができるのです。

ところが、このアクアポリンは、紫外線や大気汚染といった日常の酸化ストレス(活性酸素)によって減少してしまいます。すると、「水不足」に陥った細胞は、しぼんで元気のない状態に。
「ハリを失ってたるむ」「シワができる」「カサついて敏感」といった肌悩みが現れるのは、肌細胞の機能が低下してしまうからなのです。

アクアポリンを発現させるキー成分とは?

アクアポリンの減少によって、肌細胞が衰えていく…なかでも、肌の奥の「線維芽細胞(せんいがさいぼう)」の衰えは、肌に大きな影響を与えます。

線維芽細胞とは、肌のコラーゲンやヒアルロン酸を作り出している、いわばハリとみずみずしさの源です。ところが、この線維芽細胞のアクアポリンが減少すると、線維芽細胞の増殖も低下してしまうことを、ポーラ・オルビスグループのポーラ化成工業株式会社は世界で初めて発見。

アクアポリンを減少させる酸化ストレスの原因は、先にお話しした紫外線や大気汚染のほかにも、肥満、激しすぎる運動、心理的ストレスなど多岐にわたります。これでは、線維芽細胞が次第に減っていくのもしかたのないこと…。

ですが、線維芽細胞のアクアポリンを救うキー成分があるのです。
同社の研究によると、「アマモエキス(海草)」「ヤグルマギクエキス(草花)」「モモ葉(モモの葉)」という美容成分には、線維芽細胞のアクアポリンを大きく増やす効果が認められたのだそう。

線維芽細胞の衰えによって、40代になるとコラーゲンとヒアルロン酸が新しく作られることはほぼなくなるともいわれていますが、線維芽細胞の増殖を促してくれる成分があるなんて…
エイジングケアにおいては、期待大の研究成果といえますね。

肌全層※2のアクアポリンにアプローチする、オルビスユー

このアクアポリンと肌細胞の関係に着目し、「肌全層のアクアポリンにアプローチする」という斬新なエイジングケアを提案したのが、2018年秋にリニューアルしたオルビスユー。

「アマモエキス」「ヤグルマギクエキス」に「モモ葉エキス(モモの葉)」を加えた独自の複合成分、「キーポリンブースター」によって肌全層に水を巡らせることで、肌細胞みずからの力を引き出すという、自立型のエイジングケア化粧品です。

ラインナップは、「洗顔・化粧水・保湿液」の3つのみで、忙しい毎日の負担にならないシンプル設計。
まずは、汚れを吸着するモロッコ溶岩クレイ※3を配合した「オルビスユー ウォッシュ」で、年齢肌にありがちな「詰まり」「皮脂」を一掃し、保湿成分「ハイドロキャッチ成分※4」が肌の上に広がって、次に使うローションを引き込むブースター効果を発揮。

次に、使い心地にこだわった化粧水「オルビスユー ローション」は、とろっとしたテクスチャーが肌の上でぱしゃっと弾けて浸透する、「とろぱしゃ」体験がくせになりそうな心地よさ。

そして、「オルビスユー モイスチャー」は、みずみずしいのにリッチなうるおいを与えてくれる、朝夜共通の保湿液です。

これら3ステップすべてにキーポリンブースターが配合されているから、シンプルケアなのに肌の衰えにしっかりアプローチできるのが嬉しいところ。忙しい30代~40代女性にとっては、まさに理想的なエイジングケアといえそうですね。

肌細胞をふっくらみずみずしく活性化させるアクアポリンの働き、おわかりいただけましたか?エイジングケアの新知識として、ぜひ覚えておいてくださいね!

※1 角層細胞
※2 角層全体のこと
※3 汚れを吸着する洗浄成分
※4 ポリクオタニウム-7(=保湿成分)

私がお答えしました

皮膚科医 小林智子
「ドクターレシピ」にて医師が監修するレシピを紹介。自身の経験を活かして、スキンケアをお手伝いいたします。

この記事をシェアする