18.12.19

Q

ハリとみずみずしさを諦めない!注目のエイジングケア成分とは?

アラフォーになってから、スキンケアをしても肌が応えてくれなくなった気がします。ハリやうるおいが日に日に失われて、肌の底力が落ちていく感じ…。加齢によって肌が衰えるのは、しかたのないことなのでしょうか?

専門家からの回答
ハリとうるおいが感じられなくなるのは、「線維芽細胞」の機能低下が原因。この問題にアプローチする、エイジングケア成分をぜひチェックして!
3行でまとめると?
  • 肌のハリとみずみずしさが失われる原因は、線維芽細胞の衰え
  • 線維芽細胞を活性化させるには、細胞※1膜の「アクアポリン」を増やすこと
  • アクアポリンを増やすエイジングケア成分に注目

目次

30代・40代になり、肌の悩みが増えたあなたへ

心身がゆらぎやすい30代・40代に入ると、肌の衰えを感じることも増えてくるもの。

「うるおい不足で、シワができやすい」
「ふっくらしたボリュームが減って、肌がやせた感じ」

こうしたお肌のお悩みは、肌の奥の層である真皮の、線維芽細胞(せんいがさいぼう)にかかわっています。

肌の土台である真皮には、繊維状のタンパク質であるコラーゲンが網の目のようにめぐっており、そのすき間を、ヒアルロン酸という水分を抱えたゼリーのような物質が満たしています。内側から押し返すような肌のハリとみずみずしさは、このコラーゲンとヒアルロン酸によるものです。

ところが、コラーゲンとヒアルロン酸は、加齢にともなってしだいに減少してしまいます。それは、コラーゲンとヒアルロン酸を作っている線維芽細胞が衰えて、増殖・活動ができなくなっていくから。

元気のなくなった線維芽細胞はしだいに減り、40代になるとコラーゲンとヒアルロン酸が新しく作られることはほぼなくなるともいわれています。

でも、肌のハリとみずみずしさを諦めるのはちょっと待って!この線維芽細胞を増やし、元気にしてくれる味方がいるのです。

3つのエイジングケア成分が、あなたの肌を救う!

若々しい肌のなかでは、線維芽細胞が活発に増殖・活動しています。ポーラ・オルビスグループのポーラ化成工業株式会社の研究によると、この線維芽細胞の増殖に関わっているのは、「アクアポリン」というタンパク質なのだそう。

アクアポリンとは?

孔の開いたタンパク質であるアクアポリンは、細胞膜に存在していて、細胞のなかへ水を通してあげる役割をする「水の通り道」。水が行き来することによって、細胞はうるおい、元気に活動することができるのです。

このアクアポリンは、加齢のほか、紫外線や大気汚染といった酸化ストレス(活性酸素)で減少してしまいますが、線維芽細胞のアクアポリンが減少すると、線維芽細胞の増殖も低下してしまうことを、オルビスは世界で初めて発見。

つまり、「アクアポリンの量が十分にある」ということが、ハリとみずみずしさの源である線維芽細胞の増殖・活動には、必要不可欠なのです。

線維芽細胞のアクアポリンを増やす美容成分

この研究成果を踏まえて同社が探し求めたのが、線維芽細胞のアクアポリンを増やす働きのある成分です。数ある美容成分のなかでも、特に大きな効果が認められたのは次の3つ。

  • ・ヤグルマギクエキス
  • ・アマモエキス
  • ・モモ葉エキス

これらによって、線維芽細胞に水がスムーズに循環するようになり、衰えていた肌の力がよみがえる…年齢肌のお悩みに根本からアプローチする、まさに希望の光のような成分といえるでしょう。

30代・40代のエイジングケアにおいて、「成分」は重要なポイント。化粧品メーカー各社では、エイジングケアのための美容成分について日夜研究を進めており、その研究が各商品の特徴にもなっているからです。

エイジングケア化粧品を選ぶときは、「どのような成分が配合されているのか」という点に、ぜひ注目してみてくださいね。

※1 角層細胞

私がお答えしました

皮膚科医 小林智子
「ドクターレシピ」にて医師が監修するレシピを紹介。自身の経験を活かして、スキンケアをお手伝いいたします。

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