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体に負担がかかっているサイン?生理不順と生活習慣の乱れの関係とは?

ここ数か月、生理周期が定まりません。仕事が忙しくなって睡眠時間や食事の時間が減ると、生理不順になる気がします。生活習慣の乱れと生理不順は関係していますか?どのような生活習慣が生理不順の原因になるのか教えてください。

専門家からの回答
睡眠時間や食生活、極端な体重は、月経不順(生理不順)の原因になることがあります。
3行でまとめると?
  • 栄養の偏りや体重の増減は月経不順(生理不順)の原因に
  • 睡眠不足や過労は自律神経のバランスを崩す原因に
  • 食事や睡眠リズムの乱れは月経不順(生理不順)や体調不良を引き起こす

月経不順(生理不順)を引き起こす生活習慣

月経不順の原因は、主に脳から卵巣に命令を出しているホルモンの異常か、卵巣機能の低下です。これらを引き起こすような生活習慣を続けていると、月経不順になることがあります。

以下のような、月経不順につながる悪習慣が身についていないかチェックしてみましょう。

□睡眠時間が短い
□睡眠をとる時間帯がバラバラ
□食事を抜くことが多い
□炭水化物中心のメニューが多く、肉や魚を食べていない
□甘い物を食事代わりに食べている
□湯船につからずにシャワーで済ませている
□全く運動をしない
□極端に体重が少ないまたは多い
□緊張状態が続いてリラックスタイムが取れていない
□タバコを吸っている

月経不順に悩んでおり、かつ上記のような生活週間が続いている人は、できるだけ生活週間を改善していきましょう。

月経不順(生理不順)を引き起こす生活習慣とは

睡眠不足や緊張状態
ホルモンを調整している脳の司令塔を「視床下部―下垂体」と言い、この視床下部―下垂体では自律神経の調整も行っています。

睡眠リズムが乱れたり、常に緊張状態が続いて自律神経の調整が上手くいかなくなると、ホルモンの調整も乱れてしまうことがあります。

偏った食生活
また、炭水化物中心の食事の人も注意が必要です。

炭水化物中心の食事は「インスリン抵抗性」が高まり、排卵しにくくなることがあります。主食のみのメニューでは、たんぱく質や脂質が不足するので、ホルモンを作る「材料」が不足してしまうのです。

月経不順に悩んでいる人は、たんぱく質や良質な脂質を摂取するようにしましょう。

極端な体重
体重は多すぎても少なすぎても月経不順の原因となります。 特に、体重が減りすぎた場合、必要な栄養やカロリーが体に入ってきていないため、脳は「生命の危機」だと判断し、生殖機能そのものを押さえようとします。

そうすると脳から命令が出ず、卵巣も働かなくなってしまうのです。

タバコ
タバコは血行を悪くしたり、必要な栄養素を破壊したりするため、卵巣機能へ非常に大きな悪影響を及ぼします。タバコは美容的な面からも女性の大敵ですから、今喫煙している方は直ちに禁煙することをおすすめします。

悪習慣は月経不順(生理不順)だけでなく万病のもと

上記のような生活習慣の見直しは、月経不順だけでなく、そのほかの体調不良を予防することにもつながります。バランスのよい食事と適度な運動で適切な体重を保ち、規則正しい睡眠リズムとリラックスタイムを確保することは、万病の予防につながると言っていいでしょう。

月経不順は、「体に何らかの負担がかかっていますよ」という、非常にわかりやすいサインです。体からのアラームを見逃さず、今の自分の生活を見直してみてくださいね。

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私がお答えしました

産婦人科医 清水なほみ
ポートサイド女性総合クリニック~ビバリータ~院長。女性特有の病気を中心に日頃の不調を改善するためのアドバイスをいたします。

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