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自律神経を整えるビタミンはB群とC?

最近、疲れが取れにくかったり不眠が続いたりと、体の不調が続いています。色々と調べているうちに、自律神経の乱れに問題があるのではと思い、自律神経を整える方法を調べています。生活習慣を見直すとともに、食べ物にも気をつけたいのですが、自律神経を整えるために食べるべきものはありますか?自律神経を整えるための栄養素について教えてください。

専門家からの回答
自律神経を整えるためにはビタミンB群とビタミンCを摂りましょう。
3行でまとめると?
  • 自律神経を整えるには食習慣の改善から
  • 自律神経を整えるビタミンB群
  • ストレスを感じやすい方はビタミンCを

自律神経の乱れを食習慣でチェック

自律神経が乱れるとどうなるの?
自律神経には、日中活動する時に活発になる「交感神経」と、リラックスしたり眠る時に活発になる「副交感神経」の2つがあります。

この2つの神経が、ストレスや生活習慣の乱れからバランスを保てなくなることにより、心身に様々な不調をもたらすのです。

例えば、抑うつ状態、不眠、耳鳴り、動悸、めまい、腸内環境の悪化など、人によって症状は様々。長期的に心身に不調を感じている人は、自律神経の乱れを整える必要があります。

自律神経の乱れによって起こる症状はこちらからチェックできます。

自律神経が乱れやすい食習慣とは
自律神経を整えるには生活習慣の見直しが大切とされていますが、食習慣の見直しも自律神経を整えるために必要なことのひとつです。

次の8つのチェックであなたの食生活を見直しましょう。

□朝食を食べない
□甘いお菓子を食べたり甘い飲み物をよく飲む
□コーヒーをよく飲む
□野菜をあまり食べない
□果物をあまり食べない
□魚をあまり食べない
□コンビニや外食をよく活用する
□夕食を食べる時間が遅い

このような食習慣に思い当たる方は、自律神経が乱れやすいかもしれません。

自律神経を整えるビタミンとは?

自律神経を整えるためにはバランスのよい食事が大切ですが、その中でも特に意識して欲しいビタミンが2つあります。

1つ目はビタミンB群です。

自律神経を整えるビタミンB群とは
ビタミンB群には、

ビタミンB1、B2、B6、B12
ナイアシン
パントテン酸
ビオチン
葉酸

の8種類があります。

ビタミンB群はチームで働いているため「B群」とまとめて言われることが多いのです。特にビタミンB1、B6、B12は神経に関わる栄養素なので、意識して摂りたい栄養素です。

[ビタミンB1]脳や神経の働きを正常に保つ役割がある
豚肉、うなぎ、大豆、玄米などに多く含まれる

[ビタミンB6]神経伝達物質の合成に関わる
マグロ、カツオ、鮭、サンマ、レバー、バナナなどに多く含まれる

[ビタミンB12]神経細胞の機能を維持する
アサリ、牡蠣、ハマグリ、サンマ、レバーなどに多く含まれる

これら3つの栄養素は動物性の食品に多く含まれるので、ダイエットを気にして肉や魚介類などの食品をあまり摂らないベジタリアンの方は注意が必要です。

ビタミンB群を摂取するためには、毎食肉や魚を意識したり、白いご飯を玄米に変えるのもおすすめです。魚の調理が苦手という方は、外食時に魚を意識して摂るとよいでしょう。

もう1つの自律神経を整えるビタミンとは?

自律神経を整えるビタミンの2つ目は、ビタミンCです。

自律神経を整えるビタミンCとは
ビタミンCは、ストレスを感じた時に大量に消費されてしまうビタミンです。

ビタミンCの1日の推奨量は成人男女ともに100mgです。野菜や果物をあまり摂らない方は、不足傾向にあるかもしれません。

効率的なビタミンCの摂り方とは
ビタミンCは水溶性のビタミンなので、調理をすることで流れ出てしまいます。そのため加熱調理をすることが多い野菜よりも、生のまま食べられる果物で摂ると効率よく摂取できます。

ビタミンCを多く含む果物
キウイフルーツ1個…62mg
いちご6個…62mg
オレンジ1個…90mg
グレープフルーツ1/2個…50mg

普段果物をあまり摂らない方は、朝食や間食に取り入れたり、ヨーグルトや豆乳などとミキサーにかけてスムージーにするとカサが減り量を摂ることができます。

ストレスを感じやすい方は、普段からビタミンB群とCを多く含む食品を意識して、体の中から自律神経を整えていきましょう。

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私がお答えしました

管理栄養士 岡田明子
自身の悩みを食によって改善してきた経験を活かし、食の大切さの視点から、女性が健康でいるためのアドバイスをいたします。

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