15.07.01
生理前、生理中に肌荒れした時の化粧品の選び方とは?
3行でまとめると?
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- 生理前の女性ホルモンがニキビの原因に!
- 食生活の乱れや寝不足でもホルモンバランスは乱れる
- 紫根エキス配合の基礎化粧品で肌のバリア機能を高めよう
生理前にニキビができる理由って?
生理前になると、なぜかニキビがポツポツできたり、肌がベタベタしてオイリーぎみに…。毎月決まってやってくる、"肌の不調"に悩まされている人って多いですよね。
生理前にできるニキビの原因のひとつは、ホルモンによるもの。生理周期は、エストロゲンとプロゲステロンの分泌によってコントロールされていますが、生理前は黄体ホルモン「プロゲステロン」の分泌が盛んになります。この黄体ホルモンは、皮脂の分泌を盛んにさせる作用があり、一時的に多く分泌された皮脂が毛穴につまることで、ニキビができやすくなります。
黄体ホルモンは、肌にもともとある「抗菌ペプチド」を減少させます。しかし、この抗菌ペプチドは、肌のバリア機能を支えて、なおかつアクネ菌を抑制するという大切な働きがあります。
ですから、抗菌ペプチドが減少すると、肌のバリア機能も低下してしまうので、乾燥や毛穴トラブルなど、さまざまな肌悩みを抱えることに。アクネ菌もどんどん増えてしまいますから、ニキビができやすくなると言われています。
食生活や生活習慣を見直して!
そんなホルモンバランスの乱れが原因の肌荒れには、まずは食生活やライフスタイルを見直すことから始めてみませんか?
疲労やストレスなどは、ホルモンバランスの乱れと密接に関係があると言われています。疲れを溜めこむ前にゆっくりと休息をとる、日々のケアとして、ぬるめのお湯に半身浴などをしてゆっくり過ごす、自分の好きなアロマをたいて、ココロのリラックスをはかるなど、気持ちを落ち着かせてイライラを解消します。
また、マッサージやストレッチ、ウォーキングなどの疲れない程度の運動を習慣にすると、ココロも体も軽やかになり、リズムが整います。
睡眠習慣の見直しも効果的です。成長ホルモンを始めとした多くのホルモンは、睡眠中に分泌されます。早寝早起きを心がけ、睡眠時間をしっかり確保することも大切。セロトニンを増やして、自律神経を正常にするためにも、早寝早起きを心がけて!
美容業界も注目! 紫根エキス配合の基礎化粧品
スキンケアを見直すのもひとつの方法です。化粧水では「抗菌ペプチド」を増やす働きをする「紫根(しこん)エキス」が配合されたスキンケアがおすすめです。
紫根エキスは、抗菌ペプチドを増加させる働きがあるとして、今、美容業界でも話題の植物エキスです。紫根エキス配合の基礎化粧品で抗菌ペプチドを増やすことができれば、生理前におこるニキビなどの肌トラブルも防ぐことができるかもしれません。
そして、肌が不安定になっていますから、肌のバリア機能を整えるためにも、スキンケアの基本である保湿に特化した化粧品に切り替えるのもひとつの方法です。肌が不安定になっている時は、日々のスキンケアを見直すチャンスでもあります!毎日のスキンケアこそ、美肌を育むと言えますね。
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執筆:夏目 円