生理前、生理中にニキビができる原因と対処法とは?

3行でまとめると?
  • 生理前にできるニキビはUラインに多い
  • 生理ニキビには、黄体ホルモンが影響していた
  • 生理ニキビ対策として和漢が注目されている

多くの女性を悩ませる生理前のニキビ・肌荒れ

毎月やって来る、ニキビ・肌荒れの時期

「また今月も始まった…」
生理前になると、ぽつぽつとニキビや肌荒れが始まる…という経験はありませんか?

女性にとって、生理前・生理中は様々な心身のアンバランスが起こりやすい時期です。体重が増えたり、食欲が増したり、イライラや情緒不安定、腰痛に便秘…。
ニキビや肌荒れも、そのような生理前に出やすい症状のひとつです。

生理前のニキビ・肌荒れに悩んだことはありますか?

「毎月生理前になるとアゴにニキビができる」
「生理前はニキビや肌荒れがいつもよりひどくなる」
「大人になってから、生理前になると毎回同じ場所にニキビができるようになった」

…編集部の中でもこんな声が聞かれました。
10代のころにできていたニキビとは少し違い、生理前のニキビは同じ場所に繰り返したり、周期的にやって来るのが特徴のようです。

たくさんの女性を悩ます生理前のニキビや肌荒れ。一体何が原因で、このニキビや肌荒れが起こっているのでしょうか?ライターの上田さんにお話を伺いました!

生理前や生理中のニキビにはホルモンバランスが影響していた

生理前や生理中にはUゾーンにニキビができやすい

生理前になるたびに、くり返しできるニキビに悩まされている方も多いのではないでしょうか。しかもそんな時にかぎって、人に会ったり、大切な用事があったりと「キレイにしていたい日」だったりして・・・!つい目がいく口周りにニキビがあった時にはショックなものです。

生理前や生理中にできるニキビは、あごや口周り、フェイスライン沿いなどのUゾーンに頻繁に現れます。このエリアはホルモンの影響を受けやすい場所と言われています。

生理前には、女性ホルモンのひとつである黄体ホルモンの影響を受けて、ニキビや乾燥、肌荒れなどのトラブルが起きがちです。乾燥しがちで毛穴が小さく、詰まりやすいうえに手が触れるなどの刺激も多いので、ニキビの発生や悪化を招きやすい環境なのです。

Uゾーンなどに20代以降にできる、くり返しできて治りにくいニキビを「大人ニキビ」なんてよんだりしますよね。この大人ニキビは生理による影響以外にも、生活習慣やストレス、乾燥などが原因となります。

これに対して10代・0代前半に、おでこや鼻周辺などのTゾーンにできるニキビを「思春期ニキビ」と言い、成長ホルモンによる皮脂の過剰分泌が主な要因と言われています。

生理前は、お肌のバリア機能が低下してニキビが発生!

女性の体の中では、生理の周期に合わせて「卵胞ホルモン」と「黄体ホルモン」という二つの女性ホルモンが妊娠や健康をサポートするために働いています。

そのうちのひとつ黄体ホルモンは、黄体期(排卵後から生理までの2週間ほど)に増加します。実はこれまでも、生理前にニキビや肌荒れを起こしたり、かゆみや乾燥などの症状により肌状態が一時的に不安定になるのは、黄体ホルモン増加の影響が大きいと言われていました。

そして最近の研究成果により、ついに、この黄体ホルモンがどのように生理前のニキビの発生に作用するのか、ホルモンバランスが変化すると肌では何が起こっているのか、新たなメカニズムが発見されました。

私たちの肌には「抗菌ペプチド」と呼ばれる、毛穴の中に繁殖した「アクネ菌」をやっつけてくれる心強い味方がいるのですが、黄体ホルモンの増加によりこの抗菌ペプチドが減少するということがわかったのです。生理前になると抗菌ペプチドが減ることで、肌のバリア機能は低下し、アクネ菌を抑制する力が弱まるため、ニキビができやすい状態になってしまいます。

また、ストレスや生活習慣などの乱れから男性ホルモンが増えると、男性ホルモンには皮脂の分泌を促し、肌表面の角質を厚くする働きもあるため、さらに毛穴が詰まりやすくなる!というワケです。このようなホルモンバランスの崩れが重なり、より大人ニキビのできやすい環境ができてしまうのです。

スキンケアと生活習慣を見直して、生理前のニキビを抑制!

こうして生理前にできるニキビの発生原因を見てみると、まったく「打つ手なし」というわけでもないことがわかりましたね。特にキーワードとなるのが「抗菌ペプチドの増加」です。
生理前には、肌のバリア機能を守る「抗菌ペプチド」が減少してしまいますから、それを増加させることで生理期間に関係なく美肌を保つことに繋がります。

最近の研究で、抗菌ペプチドを増加させ、肌のバリア機能を高める植物エキスとして「紫根(しこん)エキス」が注目されています。生理前ニキビに悩んでいる人は、ぜひ紫根エキス配合化粧品をチェックしてみてください。

また、十分な睡眠時間を確保したり、栄養バランスのとれた食事を摂ることも大切です。特に生理期には、体のむくみやだるさ、血行不良や冷えなどの不調が出やすく、ストレスもたまりがち。ストレッチやぬるめのお風呂で体を温め、心をほぐす時間もつくってあげるといいですね。

複合的な原因から発生し、くり返す大人ニキビには毎日のケアが大切です。生理前でもニキビができにくい健やかな肌を目指して、無理なく続けられるお肌と体調のケアを目指しましょう。

生理前のニキビ・肌荒れの対策とは

生理前はホルモンバランスの変化でニキビ・肌荒れが発生

上田さんの解説によると、生理前のニキビや肌荒れは、生理前に起こるホルモンバランスの変化によって引き起こされているとのことでした。生理前のホルモンバランスの変化によって抗菌ペプチドが減少し、肌のバリア機能が低下してしまうのですね。

ただ、抗菌ペプチドを増やしてしまえば、肌のバリア機能回復が期待できるとのこと。抗菌ペプチドを増やすと考えられている紫根エキスは、生理前のニキビや肌荒れの救世主かもしれません!

生理前のニキビ・肌荒れに力を発揮する紫根エキス

紫根とは、紫草という植物の根のこと。この根から抽出されたものが紫根エキスと呼ばれています。この紫根エキスには、抗炎症作用、創傷治癒の促進作用、抗菌作用などがあると言われています。

ニキビ・肌荒れの治療に使われる漢方とは?

漢方によるニキビケアという方法もあります。
生理前のニキビの中でも、「白ニキビ」タイプに使われるのが当帰芍薬散。ホルモンバランスの乱れによって起こる、生理前のニキビやストレスによるニキビに処方されるそうです。

炎症を起こしている「赤ニキビ」には清上防風湯という漢方。漢方では、ニキビの種類や体質によって処方するものを選ぶそうです。生理前のニキビや肌荒れにお悩みなら、一度専門医に相談してみてもいいかもしれませんね。

睡眠も大切なニキビ・肌荒れケアのひとつ

睡眠不足はニキビや肌荒れの大きな原因となり得ます。寝不足や不摂生が続いていると、ある日ニキビができていた!なんていう経験がある人もいるのではないでしょうか。

ニキビケアのためには、寝て肌を回復させることが大切です。肌は寝ている間に修復されると言われています。

生理前は、ホルモンバランスの影響でどうしても心が不安定になってイライラしたり、体がだるくなったりと、心身共に疲れやすい時期でもあります。

そんな時は、お風呂にゆっくり浸かってほっと一息つくと、ストレスの緩和になります。また、寝る2時間前の入浴は体温が徐々に下がることによって、質のいい眠りを誘うと言われています。

生理前の影響で寝付きにくい場合は、リラックス効果のあるアロマを焚くのもおすすめ。安眠のアロマとして有名なラベンダーを始め、ネロリやオレンジ、ゼラニウムなどにも心を落ち着かせて眠りに誘う効果があるそうです。

ニキビ・肌荒れの悩みに摂るべき食材とは?

生理前のニキビや肌荒れケアには、栄養をしっかり摂ることも欠かせません。

ニキビや肌荒れに必要な栄養素は、ビタミンA、ビタミンB群、ビタミンC、ビタミンE
それぞれどんなものを食べたらいいのか見ていきましょう。

ビタミンA

ビタミンAには、肌や粘膜を健康に保つ役割があります。脂溶性ビタミンなので、油と一緒に摂ることで吸収率が高まります。
・鶏レバー、豚レバー
・にんじん、ほうれん草、かぼちゃなどの緑黄色野菜

ビタミンB群

ビタミンB群には、脂質の代謝を助ける働きや、新陳代謝を促して肌の生まれ変わりを助ける働きがあります。
・レバー
・卵
・納豆

ビタミンC

ビタミンCは肌の弾力を保つコラーゲンの生成に重要なビタミンです。水溶性ビタミンで常に体の外へ流れ出てしまうので、こまめに摂るようにしましょう。
・パプリカ
・ピーマン
・ブロッコリー
・キウイフルーツ
・オレンジ

ビタミンE

ビタミンEには抗酸化作用があるため、美肌を保つのに欠かせません。脂溶性ビタミンなので、油と一緒に摂ると吸収率アップ。
・たらこやいくらなどの魚卵
・サフラワー油やなたね油などの油
・アーモンドや落花生などのナッツ
・アボカド

生理前でニキビや肌荒れが気になる時は、特に上のような栄養を意識して取り入れましょう!
食事から全て摂るのが難しい場合は、マルチビタミンなどのサプリから摂ることもできますよ。

生理前のニキビによくない食べ物とは?

ニキビや肌荒れには、いろいろな食品からバランスよくビタミン類を摂取することが大切でした。ですが、ニキビや肌荒れを抑えるためには控えたほうがいい食品も存在します。

ここでは生理前のニキビや肌荒れによくない食べ物を紹介します。

ケーキやジュースなどの甘いもの
ケーキやジュースにチョコレートなど、甘くて口に美味しいものには、糖分が非常に多く含まれています。糖分は体内でエネルギー源となる大切なものではありますが、摂りすぎてしまうと脂肪となってしまう ため、皮脂の過剰分泌が促されることに。

皮脂の過剰分泌はニキビや吹き出物につながりますし、なにより糖分の摂りすぎは、体重の増加にも直結します。また意外に思われるかもしれませんが、ビールや日本酒といった醸造酒 にも糖質が含まれていますから、飲みすぎもニキビや肌荒れにはよくないといえるでしょう。

刺激のある食べ物や飲み物
たくさんの香辛料が使われたカレーや、唐辛子が大量に入った料理など、刺激物を含む食べ物を食べることで胃腸に負担がかかってしまうことになります。

胃に負担がかかると胃液が多量に出され、胃ばかりでなく腸までもが荒れてしまうことになります。すると胃腸の消化吸収機能が低下 しますから、結果としてニキビや肌荒れの原因となってしまうのです。

また、コーヒーや紅茶といったカフェインの含まれる飲み物の摂りすぎにも要注意。カフェインが交感神経や中枢神経を刺激し、胃液の分泌を促す刺激物となりえるので、ニキビや肌荒れに悪影響を与える恐れがあります。

ニキビによくない食べ物とは?

ニキビや肌荒れには、いろいろな食品からバランスよくビタミン類を摂取することが大切でした。ですが、ニキビや肌荒れを抑えるためには控えたほうがいい食品も存在します。

ここではニキビや肌荒れによくない食べ物を紹介しましょう。

ケーキやジュースなどの甘いもの
ケーキやジュースにチョコレートなど、甘くて口に美味しいものには、糖分が非常に多く含まれています。糖分は体内でエネルギー源となる大切なものではありますが、摂りすぎてしまうと脂肪となってしまうため、皮脂の過剰分泌が促されることに。

皮脂の過剰分泌はニキビや吹き出物につながりますし、なにより糖分の摂りすぎは、体重の増加にも直結します。また意外に思われるかもしれませんが、ビールや日本酒といった醸造酒にも糖質が含まれていますから、飲みすぎもニキビや肌荒れにはよくないといえるでしょう。

刺激のある食べ物や飲み物
たくさんの香辛料が使われたカレーや、唐辛子が大量に入った料理など、刺激物を含む食べ物を食べることで胃腸に負担がかかってしまうことになります。

胃に負担がかかると胃液が多量に出され、胃ばかりでなく腸までもが荒れてしまうことになります。すると胃腸の消化吸収機能が低下しますから、結果としてニキビや肌荒れの原因となってしまうのです。

また、コーヒーや紅茶といったカフェインの含まれる飲み物の摂りすぎにも要注意。カフェインが交感神経や中枢神経を刺激し、胃液の分泌を促す刺激物となりえるので、ニキビや肌荒れに悪影響を与える恐れがあります。

生理前にニキビができてしまった時のケア方法とは?

生理前でニキビや肌荒れがひどくなってしまった場合は、正しいケアをして早めに治したいですよね。

生理前のニキビケアには、顔をがんばって洗いすぎるのはNG!過度な洗顔によって必要な皮脂まで奪われてしまうと、肌が乾燥してさらに毛穴が詰まりやすくなるそうです。
人肌に近いぬるま湯で、洗顔料をよく泡立てて、こすらずやさしく洗いましょう。

また、ニキビができている時、保湿は必須です。ニキビ用のスキンケアなどを使って、保湿を徹底しましょう。乾燥肌は過剰な皮脂を出したり、毛穴の詰まりを引き起こし、さらなるニキビ・肌荒れにつながってしまいます。

正しいケアで生理前のニキビを予防しよう!

毎月ブルーになってしまう、生理前のニキビや肌荒れ。このニキビや肌荒れさえなければ、もっと明るくポジティブに生理前を過ごせそうですよね。
生理前のニキビ・肌荒れの原因を知って正しく対策をすることで、ニキビ・肌荒れを予防できるようになりましょう!

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執筆:上田 凡子

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