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目立って困る!鼻のニキビの原因と改善方法とは?

鼻の頭に大きなニキビができてしまいました。テカって嫌だし、何より痛くて目立ちます。鼻のニキビの原因と早くキレイに治す方法を教えてください。

専門家からの回答
鼻は皮脂分泌が多くニキビが好発。刺激に気を付けましょう。
3行でまとめると?
  • 鼻には毛穴が多く、皮脂が過剰分泌しがち
  • 鼻のニキビができても触らない。洗顔・パックのしすぎを避ける
  • 鼻のニキビに似た疾患、感染症にも注意

目次

ニキビができるメカニズムって?

ニキビの原因は、ホルモンバランスの乱れなどによって皮膚の一番表面にある「角層」が分厚くなり、毛穴が詰まること。通常、毛穴からは皮脂が排出されるのですが、皮脂が毛穴に溜まるとそれをエサにアクネ菌などの菌が増殖します。そしてそのアクネ菌がニキビを増悪させるのです。

ニキビは顔のどこにでもできますが、その中でも皮脂の分泌が多く毛穴が詰まりやすい鼻はニキビができやすいと言えます。
今回は、みなさんの関心の的「鼻ニキビ」についてご説明したいと思います。

鼻ニキビの特徴って?

鼻にできた「鼻ニキビ」に悩む方は多いかと思います。では、鼻にニキビができやすい原因とは何でしょうか?
まず、鼻には毛穴が多いことが原因の筆頭として挙げられます。毛穴が多いため皮脂が多く分泌し、一度詰まるとニキビの温床になりやすいのです。

さらに、ご存知の通り鼻は顔の中でもでこぼこしているパーツです。そのため洗顔しにくく、皮脂が残りがちに。皮脂は時間が経ったり紫外線を浴びたりすることで酸化し、それが毛穴の黒ずみとなってしまいます。鼻の毛穴がポツポツ黒くなっているなんて、ニキビにならずとも避けたいですよね。
余計な皮脂を出さないよう、予防をしていきましょう!

鼻のニキビはどうしたら治るの?

鼻に毛穴が多いのは、解剖学的にはどうしようもできません。しかし、鼻ニキビは過剰な皮脂分泌を抑え、毛穴の詰まりを防ぐことで予防することができます。

皮脂分泌を抑えるには?

皮脂の分泌量は季節や生活習慣によって大きく変わります。睡眠や食事、ストレス、また女性の場合は生理などが、皮脂の過剰分泌を招くホルモンバランスに影響を与えます。
鼻の皮脂の過剰分泌は、生活習慣の見直しで改善しましょう。

睡眠リズムを整える

加えて毛穴の詰まりには、肌のターンオーバー(新陳代謝)が関係しており、人間は夜寝ている間に、肌のターンオーバー等を促す「成長ホルモン」を分泌します。

睡眠不足はニキビだけでなく、すべての肌トラブルの原因と言っても過言ではありません。ぜひ睡眠環境について見直してみましょう。

具体的には、これらを意識してみてくださいね。

・睡眠は毎日決まった時間に
・入眠前は携帯の使用を避ける

ビタミンBを心がけて摂取しよう!

ニキビができてしまった時の食事としては、ビタミンB群を摂ることをおすすめします。
皮脂の分泌に特に関係するのはビタミンB群で、中でもビタミンB2は脂質の代謝に必要なビタミンです。ビタミンB2にはサケなどの魚やレバー、卵などに多く含まれます。
不足しないよう心がけましょう。

できてしまった鼻ニキビを悪化させないためには?

すでに鼻ニキビができてしまった場合はどうすればいいでしょうか?
まず、肌への刺激をできるだけ少なくするようにしてください。具体的には、洗顔をしすぎない、タオルでゴシゴシこすらない、などが重要です。

ニキビができた時には、知らず知らずのうちに手などで触れてしまいがちですが、それはすなわちニキビが悪化する原因となります。
化粧パフやマスクなどの使い回しがくせになっている方も注意が必要です。直接肌に触れるものは清潔にするように心がけたいものですね。

ニキビじゃないかも?ニキビに似た炎症の正体とは?

皮膚の疾患の中には、ニキビと似て異なる疾患があります。これらの症状の場合は皮膚科で診てもらいましょう。

面疔(めんちょう)
医学的には「せつ」という感染症です。見た目はニキビととてもよく似ているのですが、膿を伴うことが多く、その場合は痛みが出ます。多くの場合ブドウ球菌が原因菌で、効きやすい抗生剤もニキビとは異なる場合があります。

鼻茸(はなたけ)
鼻の中にできるできものの名称です。鼻の中でもニキビができることがあるので少々紛らわしいですが、鼻茸は鼻づまりや鼻水を伴うことが多く、慢性副鼻腔炎を持つ人にできやすい点から見極めます。

上記以外の症状がありニキビかどうかわからない場合も、気になったら皮膚科医に診てもらう方が良いでしょう。何ごとも「備えあれば憂いなし」であるのは言うまでもありません。

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私がお答えしました

皮膚科医 小林智子
「ドクターレシピ」にて医師が監修するレシピを紹介。自身の経験を活かして、スキンケアをお手伝いいたします。

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