17.10.06  更新:17.12.07

Q

大人ニキビの治し方[ 5 ]クレンジングの選び方、落とし方とは?

長い間治らずにいる大人のニキビを一刻も早く治したいです。仕事の関係上メイクが濃いのですが、メイクやその落とし方がニキビに影響しているのでしょうか?クレンジングの選び方やメイクの落とし方について教えてください。

専門家からの回答
刺激の少ないクレンジング剤を選び、手早くメイクを落としましょう。
3行でまとめると?
  • メイク汚れはきちんと落としながらも、肌に負担の少ないクレンジング剤を選ぶ
  • ニキビに影響しない油分と程よい界面活性剤が配合されたクレンジング剤がよい
  • クレンジングは肌をこすらないように優しく手早く行う

ニキビがあるときでもクレンジングして大丈夫?

ニキビがあってもメイクやクレンジングは必須
ニキビやニキビ跡は目立つため、ファンデーションやコンシーラーなどで隠したくなる人が多いでしょう。メイクは女性にとって身だしなみの一つでもありますし、紫外線や排気ガス、花粉などの外的な刺激からの防御になるという意味でも、ニキビがあるときでもメイクは必要です。

そしてメイクにつきものなのが、メイクを落とすクレンジングですね。ニキビ肌にとって、皮脂やほこりが混ざったメイク汚れを落とすのにクレンジングは必須です。

ニキビがあるときは、メイクをしていないときでも紫外線予防のために日焼け止めを使用するのが大切です。日焼け止めを落とすのにも、基本的にはクレンジングが必要です。

肌負担が少ないクレンジング剤を選ぶ
ただし、クレンジング剤は様々な洗浄成分が配合されているために、肌に負担になりやすいスキンケアです。

洗浄力が強すぎると、必要な肌の保湿成分や皮脂まで奪ってしまいます。そうすると肌が乾燥してバリア機能が低下し、皮膚トラブルやニキビの悪化を招きます。

ニキビ肌のときは特に、これ以上の負担を与えないように考慮しながらも、メイク汚れが残らないように配慮したクレンジング剤選びが必要になってくるでしょう。

ニキビに適したクレンジング剤とは?

成分

クレンジング剤を選ぶときは、まずは構成されている成分に目を向けましょう。

クレンジング剤はメイクになじみやすいように油性成分と、洗浄力をもった界面活性剤とで構成されています。クレンジング剤にはこの油分と界面活性剤の配合を調整した様々な製品があります。

クレンジング剤を選ぶ際は無油分ノンコメドジェニックのものがおすすめです。
ニキビがある肌には油分が少ないクレンジング剤を選ぶに越したことはないのですが、油分が少ないとメイクとのなじみが悪くなることもあるため、多くのクレンジング剤は界面活性剤を多く配合させて洗浄力をもたせるように開発されています。

界面活性剤が多くなるとメイクはよく落ちますが、必要な皮脂まで落としてしまい、肌には負担になります。サンプルなどを試してみてご自身にあったものを選ぶといいですね。

形状

クレンジング剤の形状は色々な種類があり、油分の少ない方から
・リキッドタイプ
・ミルクタイプ
・ジェルタイプ
・クリームタイプ
・オイルタイプ
となります。

クレンジング剤の中でも硬さがなくサラッとしたものは肌に塗ると厚さがありません。

厚さがないとなじませるときに指の腹が肌に触れやすくなり摩擦を生じやすくなります。厚さや硬さを考えると、摩擦が起きにくいジェルやクリームタイプのクレンジング剤がニキビには適しているでしょう。

また、最近ではシート状のふき取るタイプのクレンジング剤もありますが、ふき取りタイプはシートが肌に直接触れて摩擦が強いので、使用頻度は少なめにしましょう。

ニキビがあるときのクレンジングの仕方と注意点とは?

手を清潔にしてから行う
クレンジングをするときは、まず手を洗い清潔な手で行うようにしましょう。
クレンジングはメイク汚れを落とすのに重要ですが、ニキビ肌には負担になることもあります。負担を最小限にするためにクレンジングは手早く行い、クレンジング剤が肌についている時間を1分以内にとどめるようにします。

十分な量のクレンジング剤を使う
たっぷりの量のクレンジング剤を手のひらに取り、指の腹で優しく肌になじませていきましょう。クレンジング剤の量が少ないと手が物理的な刺激となり、ニキビを悪化させることがあるので、十分な量のクレンジング剤を使います。

皮脂の多い箇所から洗い始める
クレンジング剤を使用するときは、顔の中では比較的皮膚が厚く、皮脂の多いTゾーンからなじませはじめます。次に両頬と顎、そして最後に目まわり、口まわりという順番で行います。

フェイスラインや生え際、小鼻周りは忘れやすいので、注意しましょう。

すすぐときもこすらない
クレンジング剤をなじませ終えたら人肌程度のぬるま湯を何度かかけてすすぎ落とします。クレンジング剤を塗るときも、洗い流すときも肌をこすらないようにしましょう。

ポイントメイクは専用リムーバーを
アイメイクや口紅などポイントで濃いメイクをした場合は専用のリムーバーで落としてから顔全体のクレンジングをするようにしましょう。

クレンジングの後は洗顔と保湿も
クレンジングの後は余分な皮脂を落とすために洗顔をして、保湿も必ずしっかり忘れないようにしてください。

洗顔や保湿については以下の記事も参考にしてくださいね。
大人ニキビの治し方[ 2 ]洗顔の方法とは?
大人のニキビの治し方[ 3 ]乳液・保湿液の選び方とは?

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私がお答えしました

皮膚科医 梅田さやか
肌クリニック 表参道皮膚科院長。過去に自身が肌に悩んだ経験を活かし、女性が美しくあるお手伝いをいたします。

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