Q

頬ニキビがある時にマスクをつけても大丈夫?

職業柄よくマスクをつけているのですが、最近頬のニキビが気になっています。頬にあるニキビがマスクにあたっているのを感じるので、ニキビが大きくならないか心配です。頬にニキビがある時にマスクをつけても大丈夫なのでしょうか?マスクを外せない場合はどのような対策がありますか?

専門家からの回答
マスクがニキビに影響することも。日ごとに取り換え、素材が肌に合っているかチェックしましょう。
3行でまとめると?
  • ニキビの原因は複雑だが、外的刺激が原因になることもある
  • マスクの蒸れやこすれがニキビを悪化させることがある
  • マスクは自分に合う素材で1日に1回は交換する

頬のニキビの原因とは?

ニキビの原因は様々なことが複雑に影響しています。

環境の変化によるストレス
就職したり、職場で異動があったりなど、環境が変化するとニキビが増えることがあります。環境が変わると多少なりとも緊張し、精神的なストレスとなって交感神経が優位に働くため、皮脂の分泌を促す男性ホルモンの分泌が増えるのが原因です。

ホルモンバランスの乱れ
また、仕事が多忙になり睡眠時間が少なくなったり、食事が不規則になったりなど、生活習慣の乱れがあると体のホルモンバランスが崩れてニキビができやすくなることもあります。

女性の場合は、女性ホルモン、特に黄体ホルモンの影響で生理前は皮脂が過剰に分泌されやすくなり、ニキビができやすくなります。

肌への刺激
これらは体の内面からくるニキビへの影響ですが、外的な刺激でニキビができやすくなることもあります。

例えば、前髪などの毛先が肌にあたることが刺激となり、ニキビができやすくなることがあります。整髪料も誤って肌につくと毛穴を詰まらせ、整髪剤の油分でアクネ菌が繁殖しやすい環境をつくることがあります。

マスクのニキビへの影響とは?

風邪や花粉症など体調管理のためや、職業柄など、多くの人が身につけるマスク。このマスクもニキビの原因の一つになる、外的な刺激の一つです。

では、マスクはなぜニキビの原因になるのでしょうか?

蒸れやこすれで肌への刺激に
マスクをしていると、マスクの中は湿度が高くなり蒸れやすいです。そのため、肌の雑菌が増えて肌の免疫力が下がりやすくなります。

また、マスクが肌にこすれて刺激になり、ニキビが悪化することもあります。

紫外線などから肌を防御する効果も
ただし、マスクをしていると一概に肌荒れしやすいわけではありません。
マスクは紫外線や花粉、排気ガスなどから肌を防御してくれることもあります。

マスクをしているから肌荒れしているのか、他のことが原因なのか各々で違うので、マスクをした時、していない時の肌の状態を観察して状態の良い方を選んでみてください。

ニキビができている時にマスクをする時の注意点とは?

飲食販売や医療関係などの職業柄、マスクをつけなければならない人もおられるでしょう。マスクをしなければならない時には、いくつかの点に気を配りましょう。

1日1回マスクを変える
一つは、同じマスクを使い続けないことです。マスクは肌に触れるとメイクや皮脂で少しずつ汚れてしまいます。少なくとも1日1回の使い切りにするか、1日中している場合は午前と午後で分けた方が清潔を保てるでしょう。

マスクを使用する時は素材に注意
もう一つは、マスクの素材についてです。マスクは綿や不織布などがあります。
一般的に肌に優しいのは綿ですが、綿のマスクは肌に密着しやすいものが多く、蒸れや摩擦が起きてニキビの悪化につながることもあります。

不織布は毛羽立ちにくく、立体的で通気性のいいものも多くつくられていますが、肌が弱くて素材自体が合わない方もいます。

肌質やニキビができる原因は個々によるので、自分にあった素材を探すようにしましょう。

また、普段のスキンケアも大切です。しっかり保湿してあげることで肌のバリア機能が保たれるのでニキビの予防もできますし、ニキビができても治りが早くなります。

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私がお答えしました

皮膚科医 梅田さやか
肌クリニック 表参道皮膚科院長。過去に自身が肌に悩んだ経験を活かし、女性が美しくあるお手伝いをいたします。

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