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タオルや枕が落とし穴?見落としがちなニキビ悪化の原因とは

フェイスラインにニキビができてしまってなかなか治りません。スキンケアを頑張ったり、食事に気をつけたり、早く寝るように心がけてはいるのですが、その他にニキビが悪化する要因はありますか?

専門家からの回答
タオルや寝具など肌に触れるものは常に清潔を保ちましょう。
3行でまとめると?
  • 外的な影響でニキビが悪化することがある
  • 不潔な環境が肌の刺激やバリア機能の低下を招きニキビに影響
  • タオルはできれば毎回、シーツ、化粧道具は週に1度は洗濯、お手入れを

ニキビの原因とは?

ホルモンバランスの乱れ
大人ニキビは、ストレスや食生活の偏り、睡眠不足など、生活面での問題が関係してホルモンバランスが乱れることが原因でできるといわれています。

女性は特に、女性ホルモンの影響で生理前にニキビができやすくなります。

外的刺激
大人ニキビは内的な要因からできることが多いですが、外的な要因もニキビに影響することがあります。

例えば、髪の毛や洋服の毛羽立ちが肌への刺激になることがあったり、肌に触れるものが不潔であったりするとニキビの悪化につながることがあります。

ニキビと肌に触れるものの関係とは?

ニキビの始まりは、毛穴が塞がって皮脂のつまりができることです。

毛穴のつまりというと、汚れが落ちていないなど不潔な環境によってできるものと思われがちですが、必ずしもそうではありません。

ニキビは次のような流れでできますが、これはどんなに清潔な環境であっても起こりえます。

ニキビができる流れ
皮膚のターンオーバーが乱れて角質が厚くなる
  ↓
皮脂分泌が増加
  ↓
毛穴のつまりが発生
  ↓
塞がった毛穴の中でアクネ菌が増加
  ↓
ニキビが赤く炎症を起こす

また、湿気・温度が高い環境では、皮脂や汗などの分泌物が増加し、毛穴つまりがよりできやすくなることがあります。

雑菌により肌のバリア機能が低下
また、タオルや化粧道具など、肌に触れるものが皮脂や汗、化粧品で汚れていると、雑菌が増殖したり、ダニが繁殖することがあります。そうすると肌が刺激を感じたりバリア機能が低下してニキビなどの炎症を起こしやすくなります。

ニキビを悪化させないための対策とは?

身の回りを清潔に保つ
日常生活の中で、肌に触れるものはたくさんあります。
洗顔した後に使うタオル、お化粧の時に使うパフやブラシ、シーツや布団、枕などの寝具。癖でついつい顔を手で触ってしまうこともあり、手も肌に触れるものの一つでしょう。

[タオル]
顔に直接触れる洗顔後のタオルは一度使うと雑菌が繁殖しやすくなるので、できれば毎回洗濯したてのものがいいでしょう。

[化粧品]
化粧パフやブラシは、できれば専用の洗浄液で週に1回は洗って、よく干して水気をしっかり飛ばしましょう。水分が残っているとカビや雑菌が繁殖しやすくなります。

[寝具]
寝具類は寝汗や皮脂が付着しますし、ダニも繁殖しやすいです。
できれば一週間に1回は、カバーを洗濯し、布団や枕は天日干しをしましょう。

手も清潔を保ち、顔を触る癖があれば触らないように癖を直すようにしましょう。

ニキビ予防・改善のために、肌に触れるものは清潔に保ってくださいね。

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私がお答えしました

皮膚科医 梅田さやか
肌クリニック 表参道皮膚科院長。過去に自身が肌に悩んだ経験を活かし、女性が美しくあるお手伝いをいたします。

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