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早急な処置が必要!ニキビの最終段階、黄ニキビの対処方法とは?

今朝まで赤みがかっていたニキビが、帰宅して確認したら黄色い膿のようなものになってしまいました。ニキビが膿を持ち始めたらどのように対処すればよいのでしょうか?潰してしまってもいいのでしょうか?

専門家からの回答
黄ニキビは炎症を起こしています。膿には刺激を与えず、潰れた時は保湿をしましょう。
3行でまとめると?
  • ニキビには進行度合いによって種類がある
  • 黄ニキビは、毛穴のつまりが炎症を起こし、膿が溜まっているニキビのこと
  • 黄ニキビができたら、可能なら膿を出して清潔と保湿に気をつける

ニキビの種類とは

ふと気づくとできているニキビ。朝はちょっと赤かっただけなのに、帰宅してお化粧を落としたら、先が黄色くなって腫れも大きくなっていた…なんてことはありませんか?

ニキビには進行段階によって種類があり、見た目が変化します。
赤みだけだと痛みも痒みもないことが多いですが、腫れがひどくなり黄色くなってくると痛みが出てくることもあります。

また、ニキビは進行すればするほど、自然には治りづらく、ニキビ跡にもなりやすくなります。

黄ニキビができる仕組みとは

ニキビは、毛穴の出口の角質が厚くなって毛穴が塞がり、目に見えないほどの小さな毛穴のつまりができるのが始まりです。

皮脂の分泌が増えることで皮脂が溜まって大きくなり、目に見えなかった小さな毛穴のつまりが目に見えるようになります。

ニキビの初期段階:白ニキビと黒ニキビ
目に見えるようになったニキビには、白ニキビと黒ニキビがあります。
白ニキビは毛穴が閉じている状態で閉鎖面皰(へいさめんぽう)といい、黒ニキビは毛穴が開いている状態で開放面皰(かいほうめんぽう)といいます。

黄ニキビの前段階:赤ニキビ
白ニキビや黒ニキビでは、皮膚に住むアクネ菌が皮脂を栄養として増殖していきます。
すると炎症が起き、白ニキビや黒ニキビが赤ニキビになります。

ニキビの最終形態:黄ニキビ
炎症が進行すると、菌をやっつけるために集まった血液中の白血球(好中球)と、アクネ菌の死骸から成る膿ができ、表面がうす黄色くなった黄ニキビができます。

炎症でダメージを受けニキビ跡に
また、ニキビを治めるために集まった白血球などの炎症細胞や、強い炎症でダメージを受けた周囲の組織によってニキビ跡ができます。

ニキビ跡にも種類があり、赤みだけのもの、シミのようになるもの、クレーター状に肌が凹凸になるものがあります。これらは、ニキビの部位、程度、肌質などで変わってきます。

黄ニキビの対処方法とは

黄ニキビは中に膿が溜まっています。膿はそのままにするよりは、出してしまうと治りが早いです。

自分で潰すとニキビ跡になりやすい
ただし、自分で潰すのはおすすめしません。自分でニキビを潰そうとすると、うまく潰せずに赤みが広がってしまったり、ニキビ跡になりやすくなってしまったりすることもあります。

ニキビが黄色くなってきたら、皮膚科でニキビ専用の器具を使って潰してもらうのもいいでしょう。

黄ニキビが潰れてしまったら保湿を
潰そうとしたわけではなくても、洗顔していたらニキビが自然に潰れてしまうこともあるでしょう。もしニキビが自然に潰れてしまった時は、ニキビの部分を優しく洗って、ニキビ用の外用薬を塗っておきましょう。

膿が出た後は、保湿も忘れてはいけません。保湿されているとバリア機能が保たれるほか、傷痕もきれいに早く治りやすくなります。

ニキビ跡にならないように、正しいケアで黄ニキビに対処しましょう。

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私がお答えしました

皮膚科医 梅田さやか
肌クリニック 表参道皮膚科院長。過去に自身が肌に悩んだ経験を活かし、女性が美しくあるお手伝いをいたします。

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