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目立つ赤ニキビの原因と治し方とは?

以前から、肌にポツポツができて気になっていた部分に、赤みを帯びたニキビができてしまいました。このようにニキビが赤くなってしまう原因は何でしょうか?赤いニキビを直すにはどうしたらいいのでしょうか?

専門家からの回答
赤ニキビと呼ばれ、アクネ菌が繁殖し炎症を起こしている状態です。
3行でまとめると?
  • 赤ニキビが黄色ニキビになる前に早めの対処が肝心
  • 赤ニキビとは、毛穴つまりにアクネ菌が繁殖して炎症を起こしたもの
  • 赤ニキビ改善には保湿化粧水とUVケア。根本的な改善には生活の見直しを

ニキビは、白→赤→黄と進行

赤いニキビがメイクで隠し切れない程目立つと、1日中ニキビのことが気になってしまいますよね。ニキビが治りにくかったり、繰り返しできたりすると、余計に憂鬱な気分になってしまいます。

ニキビにも段階によって種類があります。
ニキビの初期段階である白ニキビや、白ニキビが進行した状態の赤ニキビは正しいスキンケアなどで治ることもあります。ところが、赤ニキビの炎症が強くなり、痛みが出て膿んで黄色ニキビへと進んでしまうと、自力では治りにくくなったりニキビ跡になったりすることがあります。

ですから、赤ニキビができたら早めにしっかり治しましょう。

赤ニキビの原因とは?

ニキビの始まり
ニキビは毛穴の閉塞から始まります。毛穴の出口が閉じているところに皮脂が分泌されると、皮脂が排出されず皮脂つまりができ、炎症のない白ニキビができます。

赤ニキビとアクネ菌
皮膚に常在するアクネ菌は、普段は肌を守るために存在し、皮膚を弱酸性に保って他の雑菌の増殖を抑えています。

アクネ菌や皮脂が増える要因
皮脂の分泌が高まる要因は、ストレスや不規則な生活習慣からくるホルモンバランスの乱れです。また、アクネ菌が増える原因には、体の疲れなどからくる免疫力の低下、乾燥や紫外線からくるバリア機能の低下が挙げられます。

赤ニキビを直す方法とは?

赤ニキビができていると、菌がいるから殺菌しなければいけないと思いがちです。しかし、アクネ菌は本来、皮膚にとっては環境を整えてくれる大切な存在です。殺菌しても問題の解決にはなりません。

なぜなら、赤ニキビの原因はアクネ菌の繁殖だけではなく、皮脂の過剰分泌や角質の肥厚など、肌の複雑な状況が関係しているからです。

まずは、これ以上赤ニキビの炎症がひどくならないようにニキビに触れたりせず、1日2回の泡洗顔で清潔を保ちましょう。

また、肌のバリア機能改善と皮脂の過剰分泌を抑制するために、油分の少ない保湿化粧水・美容液などで保湿しましょう。乾燥やニキビ跡予防にはUVケアも忘れないようにしてください。

そして、ニキビの根本的な解決のためには規則正しい食生活や睡眠が重要です。生活の見直しをしましょう。また、運動をすると自律神経の乱れも整いやすく、ストレス発散にもつながってニキビの改善に効果的です。

食生活、睡眠、運動など、健康的な生活を続けることでニキビのできにくい肌環境を整えましょう。

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私がお答えしました

皮膚科医 梅田さやか
肌クリニック 表参道皮膚科院長。過去に自身が肌に悩んだ経験を活かし、女性が美しくあるお手伝いをいたします。

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