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白ニキビは自力で改善できる?原因と治し方とは?

働き始めてから、肌は乾燥しているのにニキビができるようになりました。思春期の頃は、ニキビがほとんどできない肌だったのに、なぜ大人になってからニキビができるのでしょうか?大人のニキビの原因と予防方法を教えてください。

専門家からの回答
ニキビの初期段階として、炎症の少ない白ニキビというものがあります。白ニキビはセルフケアで治ることも多いです。
3行でまとめると?
  • ニキビは白ニキビ→赤ニキビ→黄色ニキビ→紫ニキビと進行する
  • 白ニキビはニキビの初期段階である
  • 白ニキビの改善には保湿、紫外線対策、生活改善が重要

白ニキビはニキビの初期段階

「顔にブツブツとできているけど、痛くもかゆくもないからニキビじゃない?」「…でも化粧のりが悪くなるし、気になってついつい触ってしまう…」そのブツブツ、実は白ニキビかもしれません。

ニキビは、ニキビの進行具合で色別に種類分けすることができます。進行度の順に白ニキビ→赤ニキビ→黄色ニキビ→紫ニキビと分けられます。

この症状が進行するにつれて、炎症が毛穴から毛穴の外へと広がっていき、ニキビ跡を残しやすくなるので、症状の進行段階の早い白ニキビからの対策を心がけましょう。

白ニキビとはどんなニキビ?

白ニキビは、面皰(めんぽう)やコメドともいわれます。ニキビは、毛穴の出口の角質が異常に厚く硬くなり、毛穴の出口が塞がれることからできはじめます。

はじめは、目に見えないほどの小さな毛穴のつまりに皮脂がたまって大きくなり、白く見えるようになります。これがニキビの初期段階の白二キビです。

白ニキビは痛くもかゆくもないことが多いですし、ニキビの一種とは思われず放置されることも多いですが、皮脂を栄養とするアクネ菌が増えると赤く炎症を起こして赤ニキビへと進行します。赤ニキビになる前に対処する方が賢明ですね。

かといって、赤ニキビに進行させまいと白ニキビを無理に潰そうとすると、自分ではうまく潰せず、感染を起こして赤ニキビへと進行してしまうこともあります。刺激を与えたことでニキビ跡になることもあるので、白ニキビでも触らないようにする方が無難でしょう。

白ニキビを治す方法とは?

しっかりとスキンケア
白ニキビは、スキンケアを正しくしていれば治ることも多いです。
放っておくとアクネ菌が繁殖して赤ニキビへと進展してしまいますから、1日2回洗顔して清潔な肌を保ち、肌のバリア機能を整えておくためにしっかり保湿しましょう。
ただし、皮脂を落としすぎると肌が乾燥してニキビができやすくなってしまうので、1日に何度も洗顔したり、洗顔の際にこすったりするのは禁物です。

紫外線予防
また、紫外線の予防も大切です。紫外線を浴びると肌が乾燥してバリア機能を低下させたり、皮脂の分泌を促し毛穴つまりを助長させたりするためです。

ホルモンバランスの乱れ改善
大人のニキビの始まりである白ニキビの原因は、ストレスや睡眠不足、偏った食事などの生活習慣から起こるホルモンバランスの乱れであることが多いです。生活が急に変化したわけでなくても、ニキビは積もりに積もったストレスによる、体からのSOSのサインかもしれません。生活の改善も心がけましょう。

エステや皮膚科での施術も
なかなか治らない時や早く治したい時は、毛穴のつまりを取り除く塗り薬・ピーリングなど、エステや皮膚科での施術を行うのもいいでしょう。

赤ニキビに進行してしまう前に、白ニキビの時点での対策を心がけましょう。

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私がお答えしました

皮膚科医 梅田さやか
肌クリニック 表参道皮膚科院長。過去に自身が肌に悩んだ経験を活かし、女性が美しくあるお手伝いをいたします。

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