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ニキビの原因は乾燥?乾燥でニキビができる理由とは

働き始めてから、肌は乾燥しているのにニキビができるようになりました。思春期の頃は、ニキビがほとんどできない肌だったのに、なぜ大人になってからニキビができるのでしょうか?大人のニキビの原因と予防方法を教えてください。

専門家からの回答
大人の場合はホルモンバランスの乱れと肌の乾燥によってニキビができやすくなります。しっかり保湿しましょう。
3行でまとめると?
  • 大人のニキビは肌質に関係なく、ホルモンバランスの乱れによってできる
  • 乾燥による皮脂の過分泌と角質肥厚、免疫力低下がニキビをできやすくする
  • ニキビを防ぐ乾燥対策には保湿・紫外線ケア・ビタミンAの摂取を

大人ニキビの原因はホルモンバランスの乱れ

ニキビといえば、思春期のシンボルという印象がありますね。

だからこそ、大人になってからニキビができると「思春期の頃にはニキビが1つもできなかったのに、なぜ大人になってニキビができるの?」「私は乾燥肌なのになぜニキビができてしまったのかしら?」などと疑問に思う方も少なくないでしょう。

思春期ニキビの特徴
10代の頃は、思春期の第二次性徴に伴ってホルモンバランスが大きく変化し、皮脂の分泌が盛んになってニキビができやすくなります。

10代の頃のニキビは肌質が脂性肌のタイプの方によく見られ、親も思春期にニキビができていたという遺伝的な要素があります。そのため、思春期が終わり、ホルモン動態が安定すると自然にニキビは治ります。

大人ニキビの特徴
大人になってからできるニキビは、脂性肌、乾燥肌などの肌質によらず、どんなタイプの肌の方でもできます。

これは、大人ニキビの原因が遺伝的な要素ではなく、生活習慣やストレスからくるホルモンバランスの乱れにあるからです。

そして、思春期のニキビとは違い大人のニキビは治りづらく、跡になりやすいのが特徴です。

乾燥とニキビの関係とは?

「ニキビは皮脂の多い人にできるもの」と思っている方も多いと思いますが、大人の場合、乾燥するとよりニキビができやすくなります。

肌の水分量が少なく乾燥していると、肌はさらに乾燥するのを防ぐために皮脂をたくさん出し、肌の水分蒸発を防ごうとするのです。

また、肌が乾燥すると皮膚のバリア機能が低下するため、肌はバリア機能を保つために角質を厚くします。皮脂の分泌と角質の肥厚で毛穴が詰まりやすくなり、ニキビができやすくなってしまうのです。

さらに、皮脂を栄養とするアクネ菌は、皮脂の過多で繁殖して赤ニキビを作ります。

よく誤解されるのが、ニキビを気にして汚れや皮脂を取るために洗浄力の強い洗顔料・クレンジングで洗顔していたり、さっぱりタイプの基礎化粧品を使ってしまったりすることです。

このようなケアは、洗いすぎで皮脂膜を奪い、肌を乾燥させてニキビを作りやすくしてしまいます。ニキビを予防・改善するつもりが、かえって乾燥を招きニキビをより作り出しているという悪循環に。

肌が乾燥しないようにすることは、大人のニキビ予防にとても大切です。

ニキビを防ぐためには乾燥対策を

ニキビの大敵である乾燥。肌を乾燥させないためには何ができるか見ていきましょう。

人肌程度のぬるま湯で泡洗顔
洗顔は時間をかけすぎたり、熱いお湯ですすいだりすることは避けましょう。これらは必要な皮脂まで流してしまうことになります。

洗顔後はできるだけ早く保湿成分の含まれた化粧水で肌に水分を与え、保湿液でふたをして水分蒸発を防ぎましょう。

紫外線、エアコンに注意
紫外線に当たりすぎると肌が乾燥しやすくなります。また、紫外線は免疫力を下げてしまうとされているため、ニキビができやすい肌環境になってしまいます。

また、エアコンの風が直接当たると肌が乾燥するため、長時間エアコンを付けたり、直接風が当たる位置に入ったりしないよう注意しましょう。

ビタミンAで肌を整えて
食事では、肌にうるおいを与えてくれるビタミンAを摂りましょう。かぼちゃやにんじん、ブロッコリーなどの緑黄色野菜やレバー、ウナギなどに含まれるビタミンAは、皮膚の生まれ変わりを促して肌をみずみずしい状態にしてくれます。

肌は年齢とともにどうしても乾燥しやすくなります。乾燥を予防してニキビを防ぎましょう。

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私がお答えしました

皮膚科医 梅田さやか
肌クリニック 表参道皮膚科院長。過去に自身が肌に悩んだ経験を活かし、女性が美しくあるお手伝いをいたします。

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