16.02.25 更新:17.02.13

Q

食べ過ぎが原因?胃腸の疲れと大人ニキビの関係とは?

最近飲み会など外食が多く、胃腸が疲れているように感じます。それと同時に肌の調子も悪く、ニキビがいくつかできてしまいました。食べ過ぎとニキビって、関係あるのでしょうか?

専門家からの回答
胃腸の疲れはニキビや肌荒れに表れます。胃腸の調子を整えましょう。
3行でまとめると?
  • 胃腸の疲れが肌に影響することがある
  • 肌の新陳代謝と免疫力の低下がニキビの原因
  • 胃腸を整えることがニキビのない美肌への近道!

その肌荒れ・ニキビ…暴飲暴食が原因かも

外食が多くなる年末年始や年度末・始めは、肌荒れやニキビの相談に来られる患者さまが増えます。よくよくお話を聞いてみると、会食が多く、胃腸の不調が現れているという方は少なくありません。胃が荒れていると口周りにニキビができやすくなると言う話をどこかで聞いたことはありませんか。これは実は全く医学的な根拠は示されていないのです。しかし、やはり胃腸の疲れとニキビは切っても切れない関係だという、経験上の知識から出てきた言葉なのではないでしょうか。

なぜ胃腸とニキビが関係あるの?

では、胃腸がすぐれないとなぜニキビができるのでしょうか。食べた物は胃で消化され、腸で吸収されて栄養素として体のあらゆる部位に運ばれます。暴飲暴食で胃や腸に大きな負担がかかると、消化不良をおこしてしまい、うまく栄養を吸収できない状態になります。

栄養はまず生きるのに大切な脳や心臓、内臓といった重要臓器からめぐるので、肌には充分な栄養が行き渡らず、肌の新陳代謝が落ちて、肌のターンオーバーが乱れ、ニキビができやすい状態になってしまうのです。

また腸内環境は免疫力と関係があるといわれ、腸内環境が劣悪になると、体全体の免疫力が落ち、ニキビの原因菌「アクネ菌」が増殖しやすい環境になると考えられています。

胃腸を整えてニキビのない美肌を目指そう!

胃腸の調子を整えてニキビとサヨナラするためには、1日3食の規則正しい食事をすることが大切です。もし暴飲暴食に思い当たる節があったならば、まずは胃腸を休めましょう。消化の良いやわらかい食品、食物繊維の少ない食品を選び、胃での停滞時間を少なくしてあげるといいでしょう。

消化の悪い油ものや、胃の粘膜に負担をかける香辛料などの刺激物は避けるようにしましょう。また食事をするときは、よく噛み、ゆっくり食べるのもニキビを防ぐためには大切です。

そして、寝る直前に食事をするのは避けましょう。これは睡眠の質の低下を招き、ニキビにさらに悪影響を与えます。食べたものが胃で消化されるのにかかる時間は3時間といわれているので、できれば寝る3時間前までには食事を終えるのが理想です。胃腸の調子を整えて、ニキビゼロを目指しましょう!

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私がお答えしました

皮膚科医 梅田さやか
肌クリニック 表参道皮膚科院長。過去に自身が肌に悩んだ経験を活かし、女性が美しくあるお手伝いをいたします。

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