Q

大人ニキビが膿んでしまったら潰していいの?

おでこにニキビができてしまったのですが、どんどん大きくなってしまい、とうとう黄色く膿んでしまいました。膿ができてしまったニキビは潰してしまった方がいいのでしょうか?ニキビが膿んでしまった時の、正しいニキビケア方法を教えてください。

専門家からの回答
化膿したニキビは潰してはいけません。
3行でまとめると?
  • ニキビは「白ニキビ」「赤ニキビ」「黄色ニキビ」と悪化していく
  • ニキビが多発したり、膿んだりしたら潰さずに皮膚科で相談を
  • 潰すことでニキビ跡を残してしまうことも

ニキビができる過程とは?

ニキビの始まりは「白ニキビ」といって肌色のブツッとした毛穴の詰まりです。これは角質異常と言って、毛穴の角質が硬く厚くなり、そこに皮脂が詰まってできます。

皮脂をエサとして増殖したアクネ菌により「白ニキビ」に炎症がおきることで「赤ニキビ」と悪化します。赤ニキビの炎症がさらに悪化すると、膿をもった「黄色ニキビ」となります。表面に膿が見えずに赤ニキビのように見える場合や、皮膚の下で膿んでしまって、表面からは見えないこともあります。

このようにニキビは、始めは小さくても炎症が大きくなることで、どんどん大きく悪化してしまいます。

ニキビができたらどうすればいい?

まだ炎症が激しくない白ニキビや赤ニキビは、スキンケアをしっかり行い、生活リズムを整えるようにするとそれだけで自然に治ってしまうことも多いのですが、膿んでしまった黄色ニキビはなかなか自然に治るとはいかず、ニキビ跡になってしまうこともあります。

白ニキビや赤ニキビが多発したり、黄色ニキビができてしまったりした時は、自分でどうにかしようとせずに、皮膚科に相談する方がいいでしょう。

気になるからといって、何度もニキビを触ってしまうのはNGです。雑菌の多い手で触ることで、ニキビのさらなる悪化を招く可能性もあるので、できるだけ触らないようにしましょう。

自分でニキビを潰すのは危険です

ニキビができるとポツッとしているのが気になって、ニキビを潰したくなるかもしれませんが、自分でニキビを潰すのは危険です。さらにニキビが膿んでしまって、黄色ニキビまで悪化している場合は、ニキビを潰すことでニキビ跡になる可能性が高まってしまいます。

ニキビの原因となる角栓をとる器具も売られてはいますが、「白ニキビ」「赤ニキビ」「黄色ニキビ」どんなニキビであっても、自分で処置することはおすすめしません。

どうしても気になるニキビは、皮膚科で面皰圧出という処置をしているので、皮膚科医に相談してみてもいいでしょう。皮膚科では消毒した器具や使い捨ての針、またはレーザーを使ってするので、自己処置より安全に対応してもらえます。

基本的には、黄色ニキビまでに悪化するもっと手前の段階でニキビケアすることが最も大切です。ニキビを侮らずに、毎日のスキンケアと生活の改善を心掛けましょう。

この記事をシェアする

私がお答えしました

皮膚科医 梅田さやか
肌クリニック 表参道皮膚科院長。過去に自身が肌に悩んだ経験を活かし、女性が美しくあるお手伝いをいたします。

関連する記事

  • 15.07.01

    大人ニキビができた時の紫外線対策とは?

    15.07.01

  • 15.07.01

    気になる治療費!皮膚科のニキビ治療の料金とは?

    15.07.01