Q

皮膚科で大人ニキビの治療?どんなことをするの?

アゴやおでこにできる、大人ニキビに悩んでいます。大人ニキビを皮膚科で治療することはできるのでしょうか?また、皮膚科での大人ニキビ治療とはどのようなものか教えてください。

専門家からの回答
皮膚科では薬の処方から、ピーリングなどの治療が可能です。
3行でまとめると?
  • 大人ニキビの原因を特定するのは難しい
  • 塗り薬・飲み薬は主治医と相談して決めよう
  • ケミカルピーリングなど皮膚科ならではの治療も

目次

ニキビ治療に皮膚科がいいって本当?

大人ニキビの原因は不規則な生活やストレスなど原因はさまざまで、原因を特定することが難しいものです。大人ニキビの原因には、生理周期に合わせてホルモンバランスが乱れニキビに発展することもあります。

ホルモンバランスに着目したスキンケアを選ぶなど、自分で大人ニキビケアをすることも可能です。また、皮膚科に受診をして、大人ニキビの治療をすることも可能です。皮膚科では飲み薬や塗り薬をはじめ、特別な機器を用いた治療もあります。皮膚科へ通うための時間や治療に掛かる予算なども含めて検討してみてもよいでしょう。

皮膚科で処方される大人ニキビ治療のお薬とは?

では、皮膚科での大人ニキビの治療はどのようなものがあるのでしょうか。 塗り薬では、毛穴のつまりをとる「アダパレン」や「過酸化ベンゾイル」。赤くなったニキビには菌をやっつける「クリンダマイシン」や「ナジフロキサシン」という抗生物質が効果的です。また皮脂の分泌をコントロールするビタミン剤や、腫れて痛みを持つような大人ニキビには抗生物質の飲み薬があります。他にも根本的にニキビを治したいときは漢方が有効なこともあります。

これらはすべて保険適応の治療です。保険治療で完治しないときや、治療を急ぎたいときは、保険適用外の治療を併用してもいいでしょう。保険外の外用では、皮脂の抑制作用などの効果があるビタミンC誘導体の化粧水やピーリング作用のあるグリコール酸のローション、レチノイン酸の塗り薬があります。

また、内服ではホルモンの乱れを正す低用量ピルや、男性ホルモン抑制作用のあるスピロノラクトンが効くことがあります。どんなお薬もメリット、デメリットがありますし、個々の肌にあった治療方法を選択する必要もあるので、どの治療がよいのかも主治医と話し合って決めるといいでしょう。

皮膚科で受けられる大人ニキビ治療の施術とは?

毛穴のつまりを解消するケミカルピーリング

飲み薬や塗り薬以外にも皮膚科で行っている大人ニキビの治療があります。もっともポピュラーなのは「ケミカルピーリング」です。毛穴のつまりを解消する作用や殺菌作用の他にも、ニキビ跡の赤み、色素沈着、陥没にも効果的です。

ケミカルピーリングはグリコール酸やサリチル酸といった酸を塗り、角層を一部はがす治療です。はがすといっても多少のピリピリ感があるだけですぐにメイクすることが可能です。2~4週に1回、5回以上の施術が必要です。

ビタミンC誘導体を浸透させるイオン導入

他にはビタミンC誘導体のイオン導入があります。電流を流してビタミンC誘導体を皮膚に浸透させる方法で、こちらもわずかにピリピリ感じる程度です。ピーリングをして古い角質を取り除いた後に行うとさらに効果的です。またLEDの照射も有効です。青色ライトのLEDはアクネ菌を殺菌する作用があり赤ニキビが早く治まります。

皮膚科には、ニキビに合った治療方法を皮膚科医に相談できるというメリットがありますが、もちろん毎日のニキビケアも大切です。きちんと毎日の保湿など、基礎ケアも怠らずに、早めに治すようにしましょう。

この記事をシェアする

私がお答えしました

皮膚科医 梅田さやか
肌クリニック 表参道皮膚科院長。過去に自身が肌に悩んだ経験を活かし、女性が美しくあるお手伝いをいたします。

関連する記事